10年前のリスク資産最良投資商品はVTでした。
しかし、日本人が日本の証券会社でVTに投資する場合、為替手数料がかかりますし、配当金は3重課税です。
2018年10月にスリムオルカンが登場しました。
この商品に投資する場合、為替手数料は無視できるくらいでしょうし、配当金の3重課税もありません。
更にはそもそも配当をしないので税金の繰り延べ効果を得ることができます。
同種の商品が信託報酬を下げるとスリムオルカンも追随し、その姿勢は情けないものの王者の地位は不動かと思っていました。
そこに登場したのが昨日記事にした野村オルカンです。
信託報酬はスリムオルカンのほぼ半分。
0.05%ほど安いので、1千万投資して年間5千円の差です。
野村オルカンの信託報酬に、恐らく三菱UFJ国際投信は追随すると思います。
しなければスリムオルカンの存在意義にもかかわりますから。
たわら全世界株はすぐには追随しないかもしれませんが、いずれは下げるのではないかと思います。
しかし、たわら男爵さんの分析によれば、野村アセットマネジメントの方が三菱UFJ国際投信よりも運用がうまいためその他費用が前者の方が低いようなんですよね。
とすると、スリムオルカンの信託報酬が野村オルカンと同じ水準まで下げられても野村オルカンの方が経費率で見れば安いということになります。
即ちリスク資産最良投資商品の座がスリムオルカンから野村オルカンに移るわけです。
投信ブロガーが選ぶ Fund Of The Yearで不動の一位を保ってきたオルカンですが、それも変わるかもしれません。
より多くのネット証券が野村オルカンを扱うことを期待します。
新規投資は全て野村オルカンにしたいですね。
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