2024年10月26日土曜日

スリムオール先進国の利点

 10月25日にスリムオール先進国が設定されました。


 私が待望していた商品です。


 この機会に私がオルカンと比べてスリムオール先進国の方が優れていると思う点について述べてみます。


 1 新興国が含まれていない。

 

 これは非常に大きいですね。


 新興国の株式は政府の意向に左右されて価格形成がゆがんでいるように思うんですよね(日本もPKOや日銀のETF買いがあり同様の懸念があります)。


 一番嫌なのはシナの株式です。


 何でも中国共産党の意向に左右され安心して投資できません。


 また、新興国だとロシアのように急に除外されてしまうこともあります。


 そういうことがあると何らかの不利益を被ってしまうのではないかと不安になります。


 こうしたことを一言で言うとリスクが高いと言うことです。


 なので私は新興国には投資したくありません。


 この点、スリムオール先進国は安心して投資できます。


 2 アメリカ株の比率が高い


 オルカンのアメリカ株の比率3月末現在で63.8%。


 対してスリムオール先進国のアメリカ株比率は8月末現在で71.6%。


 後者が前者を7.8%上回っています。


 日本の投資家の中にはアメリカ株だけに投資している人がいます。


 インデックス投資家でもそうした人がいます。


 私はそこまで極端ではありませんが、アメリカは先進国の中で他国よりも有望だと思います。


 増え続ける人口や人の能力を引き出す仕組みがあるからです。


 新興国に投資しない分アメリカ株の比率が大きくなるのはオルカンに比べて有利だと思います。


 3 日本株の比率が堅い。


 オルカンの日本株の比率3月末現在で5.5%。


 対してスリムオール先進国の日本株比率は8月末現在で5.8%。


 後者が前者を0.3%上回っています。


 思ったよりも差が少ないですね。


 微差なので殆ど影響はないと思いますが、日本人にとって為替変動の影響を比較的受けにくい日本株が多いのは有利です。


 以上により、私はオルカンよりもスリムオール先進国の方が投資対象として優れていると考えています。


 したがって、来年のNISAはオルカンではなくスリムオール先進国を投資対象とします。


 また、SBI証券及びマネックス証券の特定口座で積み立てる商品もオルカンを止めてスリムオール先進国とします。


 auカブコム証券でも取り扱いが始まり次第同様にします。


 設定されたばかりの商品ですが、マザーファンドが大きいので投資しても大丈夫だと判断しています。


 三菱UFJアセットマネジメントさん、Good job!


 

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