腕時計、インデックス投資、旅そして読書: 日本はアメリカに敵わない。

2021年1月11日月曜日

　一般的に言って、日本では就職とは言うものの、実質的には会社に就社します。

　何の仕事をするかは労働者ではなく使用者が決めます。

　ですので、今の私のように能力・適正不足で仕事ができないという非常につらい状況が生じることもあります。

　これに対して、一般的に言って、アメリカは就社ではなく就職です。

　職務定義書に記載があることを行うことになり、労働者は就職する前から何の仕事をするかわかっています。

　労働者の同意なく使用者が勝手に異動させることはできません。

　また、労働者は自分でできると思ってその職に応募したわけですから、その仕事が嫌だということはあり得ません。

　その仕事を能力的にこなせないということはありうると思いますが、その場合は解雇されてもやむを得ないでしょう。

　会社が労働者の適性を十分に考えることなく仕事を割り当てる日本。

　これに対して、使用者と労働者で何を行うか合意のあるアメリカ。

　アメリカの労働生産性が日本より高いのは当たり前だと思います。

　これからも、少なくとも当面は生産性で日本がアメリカを凌駕することはないでしょう。

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