日本経済新聞の投資記事を読んでいると、投資の秘訣としてよく長期、分散、積立とあるのを目にします。
長期と分散は正しいと思いますが、積立は必ずしも正しいとは限りません。
つまり、積立は有利での不利でもなく高値づかみを防ぐ効果しかありません。
そして、大体の場合は資金を速くリスク資産に投じた方が有利なので誤っていると言ってもいいくらいです。
この積立の代わりに入るべき言葉は低コストです。
しかし、広告主に配慮しないといけない日経新聞としてはここは言えません。
低コストの商品ばかりしか売れなくなったら運用会社は困りますし、広告も出稿できなくなってしまうでしょう。
もう一つの真実はアクティブファンドを買ってはいけないと言うことです。
継続的にインデックスファンドの成績を上回るアクティブファンドはありません。
仮にもしあったとしても事前にそれを選ぶことは不可能です。
なお、高コストであるさわかみファンドや高コストであることが間違いないなかのアセットマネジメントが設定する投資信託がインデックスを上回ることはあり得ません。
しかし、両者ともにインデックスは比較の対象ではないとかいって逃げるものと思われます。
運用会社は高信託報酬のアクティブファンドを売らないと儲けられません。
儲けられなければ広告も出せませんから、この真実も日経は書けません。
良心的な田村正之さんですら無理です。
山崎元さんの不在が本当に残念に思われます。
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