2022年8月14日日曜日

私は自分の人生を生きてきた。

 私が現在53歳で独身です。


 億り人で、とあるブラック企業の落ちこぼれ社員です。


 人に誇れることは何もありませんが、自分の思うとおりに生きてきたと言うことは少しだけ誇れるような気もします。


 元々は大学教授になりたかったんですが、能力不足でなれませんでした。


 論文書く能力がないんですね。


 今は適性や能力が完全になくて良かったとも思います。


 なまじある程度能力や適性があって博士課程に進んだとしても大学教授になれるとは限りません。

 

 文藝春秋で、学説を変えるような論文を書き学会の大御所にも認められたような人が定職を得られず世をはかなんで自殺したという記事を読んだことがあります。


 そんな才能がある人ですらそうなんですから私が定職に就くのはかなり厳しい、いや無理だったっと思います。


 人文科学系で修士課程に進学したためまともな企業に就職できませんでした。


 最初の職場では深夜や休日勤務は当たり前、だけど時間外手当は殆ど払われないという状況でした。


 ただ、救いはそんなブラック企業でもそれほど忙しくない職場もあったと言うことです。


 会社とけんかして頑張ってそうした余裕のある職場に行き、現在に至ります。


 全く昇進しませんが、残業は殆どありません。


 今はコロナで行けませんが、年2回海外旅行に行くことをルーティンとしてきました。


 今のところ、自分の歩いてきた人生に後悔はありません。


 アメリカの研究者によると人は死ぬとき3つの後悔があるそうです。


 1:あんなに仕事をしなければ良かった。


 2:自分の思うように生きれば良かった。


 3:友人、知人と連絡を取り続ければ良かった。


 私はそれほど仕事をしてきませんでしたし、他人(母親含む)の思惑を無視して自分の思うように生きてきました。


 これからもそうして生きていくつもりです。


 ただ、億り人でも、両親を見ていて人生の最晩年に多額の費用がかかることがわかりリタイアの踏み切れないのが残念ではあります。


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