2021年6月に購入したセイコープロスペックスダイバースキューバSBDC101。
スペックよりも遅れるのでセイコーに修理に出したところ、驚くことに1日に2,3時間進むようになって帰ってきました(このとき、ケース、裏蓋及び竜頭も交換になりました)。
再度セイコーに修理に出して今は週3回使っています。
現在の状態は腕にすると2,3時間で10秒から15秒進みます。
置いておくと1日に5秒くらい遅れます。
使う或いは使わない状態によって進んだり遅れたりして非常に安定しません。
セイコーはこの腕時計についてデザインと自動巻きを楽しんで欲しいと言っているようなんですが、私はこの見解に違和感を覚えます。
その理由は次の3つ。
①下位キャリバーより精度が悪いのはあり得ない。
SBDC101のキャリバーは6R35です。
この6R35は下位キャリバーである4Rよりも精度が悪いようです。
あり得ませんね。
②前モデルよりも精度が悪いのはあり得ない。
6R35は6R15の進化版です。
私の6R15搭載のSARB035は日差+10秒ほどで安定しています。
しかし、6R35は安定とはほど遠い状態です。
③十数万円するのだから高品質である必要がある。
十数万円で日差±2秒は求めません。
しかし、十数万円の腕時計に対してデザインと自動巻きを楽しんで欲しいというのはあり得ない発言です。
もしそう言うなら価格は数万円が妥当でしょう。
6R35はパワーリザーブが70時間です。
6R15と比べてこの長いパワーリザーブにするのに無理があったようです。
ゼンマイを長くするために香箱を2つにするのではなく薄くして長くした。
このため姿勢差があり安定しないようになってしまったようです。
わたしはこの腕時計を購入する際にSBDX039とどちらにするか悩みました。
有楽町のビックカメラで見比べて質感的に差はないと考えて、また、6R15搭載のSARB035の調子がいいのを参考にしてSBDC101にしました。
結果は失敗でした。
買ったことを後悔しているかと言われれば後悔はしていません。
人に勧めるかと言われれば勧めません。
現状何とか使えているのでまあいいかという感じでしょうか。
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