ここ30年くらい日本はずっと停滞しています。
給料は上がらず、GDPも殆ど増えない。
主要国ではこんな国は日本だけです。
私は、この停滞を脱するためには、 ①老人、医師会、農家といった既得権益の打破と②人の能力を引き出す仕組み(正当に評価しそれを正当に給料に反映させる)が必要だとかねがね思ってきました。
後者について言えば、山崎元氏によると、大企業、官庁の正社員・正職員には資本主義が機能していないそうです。
そういう面も否定できないと思います。
資本主義じゃなくて人間関係主義です。
ところで、岸田総理の新しい資本主義には笑わせられます。
資本主義が殆ど機能していないのに新自由主義が行き過ぎたとしてそれを改めるというのは間抜けですよね。
しかし、文藝春秋1月号を読んでいて自分の甘さに愕然としました。
日本が停滞しているのはもっと根本的な理由=魂の劣化、荒廃が原因だというのです。
人間が卑しくなっているということです。
コロナで営業自粛を求めると経営に影響があると言って飲食業者は政府に補償を求めました。
2,3年分の蓄えくらいないんでしょうか。
ないなら経営者失格だと思います。
すぐ国や自治体に頼ったり泣きついたりするなんて情けないと思います。
私に言わせればこうしたことが魂の劣化です。
そしてこれは一例に過ぎず、他の分野でも沢山あるわけです。
すぐ人に頼るのを止めないと、日本再生はないでしょう。
アメリカ人は失業して金銭的に困っていても金をくれと政府に求めたりはしません。
代わりに仕事をくれと求めるのです。
仕事をつくるのは政府の大事な仕事だと思います。
我々日本人はアメリカ人に学ぶべきだと思います。
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