kindleのセールで安くなっていたので買って読んでみました。
もう22年も前の本なんですね。
時のたつのは早いものです。
著者の半藤一利さんは左翼的な言動が目立つので、今まで避けていました。
で、読んだ感想は、日本人にとって必読書だと思いました。
ちょっと意外だったのは、辻正信が思っていたほどひどい人物ではないということです。
口だけでなく自ら最前線に赴くことはそれなりに立派だと思いました。
辻は、陸軍士官学校首席卒業、陸軍大学も恩師の軍刀組です。
その秀才にしてこの程度とは情けないです。
頭の抜群にいい人間を参謀にしてもダメなんですね。
ではどうすればいいのかといっても私にはわかりません。
せめて、ノモンハンの教訓を太平洋戦争に生かしてもらいたかった。
突撃して逃げていくのは弱いシナの軍隊だけです。
ノモンハンではソ連軍にまったく通じなかったし、太平洋戦争でアメリカ軍に対しても同様でした。
戦争末期に堀栄三少佐のような人がでてきて少し変わったもののもう遅かった。
こうした教訓は今に生きているんでしょうか。
大いに疑問です。
ただし、残念ながら私にできることは何もありません。
静かに生きていくのみです。
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