アクティブ投信の成績の平均がインデックスです。
インデックスを長期にわたって上回るアクティブ投信はないか、あってもごく僅かです。
そして、そのごく僅かのアクティブ投信を事前に見分ける方法はありません。
したがって、多少なりとも物を考える人はインデックス投資を実践することになります。
しかし、インデックス商品の問題はそのコストの安さです。
つみたてNISAが始まって以来、非常に信託報酬の安い商品が登場してきました。
オルカンの現在の信託報酬は税抜き0.1030%です。
1兆円で10.3億円です。
内運用会社分は4.15億円です。
1兆円でまあ商売になると言ったところでしょう。
しかし、先月オルカンの半分の信託報酬0.0525%でノムカンが登場しました。
1兆円で5.25億円です。
内運用会社分は1.75億円です。
1兆円集めてもそれほどいい商売とは言えません。
なので、今のところ販売会社は事実上SBI証券だけです。
何故このような超格安手数料の商品ができるかというと、それは高手数料のアクティブ投信を購入してくれる客がいるからでしょう。
ノムカンだけ買う客ばかりになったら運用会社も販売会社も非常に厳しい状況になります。
ネット証券でもやっていけるか心配です。
なので、インデックス投資は世間であまり広がらない方がいいと思います。
現状くらいがいいのかもしれません。
ノムカンの信託報酬0.0525%はバンガードのVTWIXの経費率0.08%に匹敵します。
アクティブ投信を購入する方に感謝です。
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