今月10日に設定されたノムカンこと「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」。
現在、販売会社は野村證券とSBI証券の2つです。
前者はつみたてNISA限定なので、実質的にはSBI証券だけです。
ノムカンの販売会社分信託報酬は0.0175%です。
1000億円に対して1750万円です。
非常に安いです(しかも、SBI証券はこの販売会社信託報酬分を投信保有ポイントで投資家に還元してくれます)。
この商品を他のネット証券は扱えるか。
扱っても儲けは非常に少ない。
インデックス投資家なら大抵の人はリスク商品はノムカンだけ保有していれば良いとわかっています。
しかし、証券会社としては、当然ながら高手数料のアクティブ投信を売りたいはずです。
商売でやっている以上、事情はネット証券でも変わらないでしょう。
オルカンでもきついのにノムカンのような超格安手数料の商品はもう扱えないと思っても無理はありません。
また、そういう事情であれば、オルカンの信託報酬追随値下げにも反対するのではないでしょうか。
こうしたことから、SBI証券以外のネット証券ではノムカンは取り扱わないのではないかと予想します。
予想を裏切るネット証券があれば、その会社は投資家のことを考えている立派な会社だということになります。
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