アクティブファンドが長期間にわたってインデックスファンドに勝つのは極めて困難です。
不可能と言ってもいいかもしれません。
理由の一つはアクティブファンドの手数料がインデックスファンドと比べて高いこと。
もう一つはアクティブファンドのファンドマネジャーの能力が低いこと。
後者について言えば、専門家であっても投資は難しい、勉強しても効果はないと言ってもいいのかもしれません。
インデックスファンドにアクティブファンドが張り合うことができるとすればそれは手数料が安い物だけです。
そこでアクティブファンド唯一の購入候補となるのが信託報酬が0.077%(税抜0.07%)のSOMPO123 先進国株式です。
現在の状況を調べてみると、9月22日現在の純資産額は2,336百万円です。
大きい純資産額とは言えませんが、着実に増えてきているようです。
実は、私はこの商品を積み立てていたことがあります。
しかし、月次レポートでインデックスに負けていたのに嫌気がさして数か月で辞めて売却してしまいました。
しかし、改めて考えてみると、投資信託は売買手数料や保管費用、それに信託報酬がかかるのですからインデックスに負けるのは当然です。
なので、SOMPO123が参考にしている指数をインデックスとしている商品と比べてみることにしました。
左から、SOMPO123、eMAXIS 先進国株式インデックス、eMAXIS Slim先進国株式インデックスです。
SOMPO123は運用を初めてまだ日が浅いので参考程度ですが、eMAXIS 先進国株式インデックスには当然のことeMAXIS Slim先進国株式インデックスにも買っているのは立派です。
ただし、経費率が高いのが気になります。
運用報告書を見ると、売買委託手数料が0.097%と信託報酬を上回っています。
eMAXIS Slim先進国株式インデックスの売買委託手数料は0.003%ですから実に32倍です。
売買高比率は、eMAXIS Slim先進国株式インデックスが0.45なのに対してSOMPO123は1.52です。
投資の基本は買った株を売らずにずっと持っていることですから、SOMPO123の運用はそれに反しています。
しかし、まだ短期間なのであくまで参考程度ですが、eMAXIS Slim先進国株式インデックスを微差とは言え上回っているのは立派です。
インデックス投資が正当なのはわかっています。
しかし、何か遊びもしたい。
投資に楽しみを求めてはいけないのでしょうが、それでもそれを求めてしまう私がいます。
楽しみのために投資するかもう少し考えて結論を出そうと思います。
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