なかのアセットマネジメント株式会社はセゾン投信を事実上追い出された中野晴啓氏が作った会社です。
同社が運用する商品に投資する気は全くありませんが、現状がどうなっているのか気になったので調べてみました。
同社が運用しているのは2つの投資信託です。
まず、なかの世界成長ファンド。
4月25日設定で純資産額は1,909百万円。
信託報酬は1.3%程度。
ファンドオブファンズなので割高です。
オルカンの実に26倍程度。
もう1つはなかの日本成長ファンド。
こちらも4月25日設定で純資産額は1,765百万円。
信託報酬は1.1%。
slimTOPIXの7.9倍です。
同様に高いです。
両ファンドとも投資家の支持を集めていないものと判断されます。
この商品は銀行や対面証券で売られているアクティブファンドよりはいいと思います。
しかし、ネット証券で購入できるインデックスファンドと比べると、異常な信託報酬の高さが気になります。
単年度ではもしかしたらインデックスファンドを上回ることもあるかもしれません。
しかし、長期で見るとインデックスファンドに手数料負けをすることは明らかです。
株式は通常右肩上がりで上昇していきます。
したがって、中野ファンドも長期で見るとインデックスファンドから割高な手数料を引いた額くらいの収益を上げるはずです。
そして、それを売りに資金を集めるとするでしょう。
しかし、運用成績でインデックスファンドを継続して上回ることはないと断言できます。
私に言わせればなかのアセットマネジメントの運用する商品を購入するのは賢明ではありません。
世の多くの人はオルカンの方がいいと思っているはずですから、資産額か多くなることはないものと確信しています。
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