2021年7月12日月曜日

コロナ対策の失敗の責任は誰が負うべきか?

 日本のコロナ対策、英米と比べてうまくいっていません。


 大東亜戦争と同じです。


 アメリカとの無謀な戦争に突入し、経済力の差からもともと勝つのは非常に難しいのに、ミッドウェー海戦以来目茶苦茶な戦いが続いてしまいました。


 これは当時の政体にも原因があると思います。


 形式的には天皇が全てを決めることになっていたようですが、実質的には違って誰が責任者かわからない。


 そして、民主制ではないので、優れた人をリーダーに選ぶ事ができない。


 今はどうでしょうか。


 間接民主制ですが、国民は一応リーダーを選ぶことができます。


 もっとも、今の菅首相はまだ選挙の洗礼を経ていないので国民にリーダーに選ばれたとはいえないと思いますが。


 8月号の『文藝春秋』の小林慶一郎さんの記事を読んで思いました。


 今のコロナ対策は、gotoトラベル、緊急事態宣言、オリンピック対策、英国株およびインド株対策と失政の連続です。


 これはトップ、即ち菅首相の判断ミスです。


 言い換えれば、菅首相の責任 ということです。


 官僚にも問題はあるでしょうが、それを使っている政治家が最終責任を負うべきです。


 失政続きで選挙の洗礼も受けていない菅首相は退陣するべきだと思います。


 しかし、次は誰がやるか。


 野党は話になりません。


 自民党にも衆目が一致する人はいません。


 河野太郎さんは、私は好きですが、信頼して国政を委ねることができないように感じます。


 茂木敏光さんは非常に優秀な方のようですが、思想信条がわからない。


 あえて言えば安倍前総理でしょうか。


 日本の危機は続きます。


 


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