2019年3月3日日曜日

日本のバンガードを目指すなら


 私のリスク資産の大半はバンガードのETFVTです。

 しかし、VTへの投資は、DRIPを除き、新規では行っていません。

 新規のリスク資産への投資は、eMAXIS Slim全世界株(オール・カントリー)と4月から新規で積み立てを行うやまざきファンド(eMAXIS Slim国内株式(TOPIX40eMAXIS Slim先進国株式インデックス60のポートフォリオ)で両方とも三菱UFJ国際投信の商品です。

 この三菱UFJ国際投信は、日本のバンガードを目指すと宣言しています。

 しかし、今の同社の姿勢は、信託報酬が格安のSlimシリーズで、他社が下げたらその水準まで下げるというせこいものです。

 このため、費用が多くかかると想定される先進国株式よりも国内株式(TOPIX)の信託報酬が安いという逆転現象が起こっています。

 日本のバンガードを目指すというなら他社の動向に左右されることなく、自主的に経費の削減を目指すべきです。

 ところで、バンガード社は、同社の商品の保有者が会社の所有者であるという特異な形態です。

 三菱UFJ国際投信がこれをまねるのは困難でしょう。

 ですので、それは無理だとしても、資産額を増価させて、それに伴って経費率を下げていく方向を目指すべきです。

 それでなければ日本のバンガードを目指すとは言えません。

 同社の姿勢転換を強く望むとともに、強く期待しています。

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