2019年3月31日日曜日

さわかみ投信、セゾン投信の存在意義はもうない。


 セゾン投信がブロガーミーティングを行ったそうです。

 そこで、昔懐かしいさわかみ投信やセゾン投信のことを思い出しました。

 個別株投資をやめてからしばらくさわかみファンドに投資していたことがあります。

 もうよく覚えていませんが、7年間くらいだったでしょうか。

 さわかみ社長がレポートでインデックス投資を批判していたのが言い訳ぽかったことを覚えています。

 その後、インデックス投資を始めるため、評価額はマイナスでしたが全て売却しました。

 正しい選択だったと確信しています。

 信託報酬1%は高すぎです。

 でも、今でもこの商品、純資産額が3,000億円近くあるんですね。

 信じられない。

 銀行で売られている投資信託と比べればまだましとはいえ、私に言わせればぼったくりの買ってはいけない商品です。

 もう一方のセゾン投信のセゾンバンガード・グローバルバランスファンド。

 設定からもう12年も経つんですね。

 こちらは設定当初からしばらく積み立てを行いましたが、債券にも投資することに疑問を感じ1年たたずに積み立てをやめ、しばらくして全額売却しました。

 ほんの少しですが収益がありましたね。

 設定当初はそう悪くない商品でしたが、今はもう過去の遺物ですね。

 時間の経過は残酷です。

 しかし、驚くことに、こちらの商品の純資産額も1,800億円弱もあります。

 信じられません。

 10年前はともかく、現在は、さわかみファンドもセゾンバンガード・グローバルバランスファンドも購入すべき商品ではありません。

 前者を買うなら1306、後者を買うならeMAXIS Slimバランス(8資産均等型)を購入した方がずっといいです。

 経費率が全然違いますからね。

 でも、ネットに抵抗がある高齢者が多いんでしょうか?

 さわかみ投信に信託報酬下げの動きは全くありませんし、セゾン投信は最近の信託報酬の異次元の値下げには白旗を掲げています。

 私に言わせれば、この2つの会社の存在意義はもはやありません。

 時代に合わせて変わっていかなければ生き残れないのが世の常です。

 今、この2つの商品に投資している人から世代交代が起こる2030年以降は、この2社には相当厳しい将来が待っているでしょうね。

 それにしても、アメリカと違って、日本の独立系運用会社にはろくな会社がないですね。

 でも、今から創業しようにも、三菱UFJ国際投信やニッセイアセットマネジメントがこれだけ経費率が安いインデックスファンドを出している以上、もう無理でしょう。

 既存の運用会社間で健全な競争が継続されることを期待します。

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