数年前に、橘玲氏がグレゴリー・デイヴィッドローバーツ著『シャンタラム』という書籍を推薦していました。
しかし、電子版がなく、新潮文庫で字が小さいので読むのを躊躇していました。
kindleで原書を購入しましたが、途中で断念しました。
ところで、別途記事にしたとおり、BOOX MAX2という電子ペーパーのタブレットを購入しました。
13.3インチの大画面です。
これを利用して『シャンタラム』を読んでみようと思い、上巻をPDF化しました。
利用した業者は株式会社アラウンドという所です。
あまり丁寧な作業でなく、字が長くなったり短くなったりしていて大きさが一定しないんですが、まあ、読めないほどではありません。
文庫版の小さい字よりはよほどましです。
この『シャンタラム』、今のところ舞台がインドなんですが、何とも言えぬ面白さがあります。
私も19年前にインドへ行ったことがあり、その混とんとした状況をある程度承知していますが、それが見事に描かれています。
大変魅力的な小説です。
混沌としたインドに取り込まれていくような感じです。
著者も非常にユニークな経験の持ち主のようです。
中下巻もPDF化して読むことになると思います。
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