日本は30年近く経済成長していません。
株価も最高値を更新できていません。
ということは、バブルの絶頂期にTOPIXに連動するインデックス投信に投資した場合、現在に至るも儲けが出ていない可能性があるということです(配当を考慮すると多少はましになると思います)。
これに対して、米国のS&P500は毎年のように最高値を更新しています。
ということは、30年前にS&P500に連動する投信に投資した人は、継続して保有していれば大儲けしているはずです。
こうした事実を前にすると、米国株だけに投資していればいいように感じます。
そこまでいかなくても、成長しない日本株に投資するのはやめて日本を除く先進国株だけに投資していればいいと考えたくなります。
実際、日々私がその記事を参考にさせていただいているブロガーさんの中でそうした考えを実践し提唱している方もいます。
でも、それは正しいのでしょうか。
過去30年は正しかったが今後30年も正しいのかということです。
日本は先進国で時価総額でも米国に続く2位です。
世界で活躍する企業もそこそこあります。
また、我々日本人は円で生活しています。
日本企業は、海外で活動する会社の少なくありませんが、基盤は日本にあります。
ですので、為替リスクの観点から言うと日本株に投資する意味はあると思います。
以上より、私は日本株に投資する意味はあると考えています。
その配分は、素人の私にはわかりません。
ですので、山崎元さんが提唱するMSCI-KOKUSAI60:TOPIX40がいいのではないかと思います。
私はV投資で資産を築き、現在もスリムオール・カントリーに投資しています。
スリムやまげんファンドには、松井証券で毎月5万円積み立て投資するのみです。
やまげんファンドが一つの商品としてあればいいのですが、それがない現状では、つみたてNISAと楽天カード決済の投信積み立てはスリムオール・カントリーを選ばざるを得ません。
私のポートフォリオ全体から言うと、つみたてNISAと楽天カード決済の投信積み立てを日本株にすればいいのかもしれませんが、なかなかそういう気にはなりません。
感覚的に日本株が成長するように思えないというのは私にもありますからね。
当面は今の体制で行くつもりです。
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