10年以上前、橘玲さんの『臆病者のための株入門』という書籍に出会いました。
この中で全世界の株式に時価総額比で投資することが提唱されていました。
日本企業が駄目でも全世界で見れば株式は成長するという考え方です。
私はこの考え方に基づいて米国の証券会社を利用してVT投資をしています。
現在の収益率は140%強で満足しています。
他方、金融評論家の山崎元氏は日本を除く先進国60:日本株40というポートフォリオを推奨しています。
三菱UFJ国際投信さんのブロガーミーティングでは山崎さんからこちらのほうがいいと直々に勧めていただきました。
冷静に損得勘定だけを考慮すればこちらが正しいのだと思います。
そして、投資に当たっては、感情ではなく損得勘定を優先させるべきなのは当然です。
しかしです。
私は日本企業で働いていて、このような組織が成長していくとは思えません。
何より日本企業が嫌いです。
嫌いな理由は、今勤務しているブラック企業の労働条件が悪いことだけではありません。
私は文科系であるにもかかわらず修士課程に進学してしまい大企業からは門前払いされてしまいました。
4年生大学卒の新卒を一括採用しかしないことが理由です。
自分を受け入れてくれなかった日本企業のことが大嫌いなのです。
以上の理由により、感情的に日本企業に投資したくありません。
でも、世界時価総額比なら何とか我慢できます。
ですので、今後もリスク資産の主力は世界時価総額比でいくつもりです。
具体的にはスリムオール・カントリーです。
この商品に力を注いでいきます。
ただし、山崎さんから直々に勧めていただいた縁もありますので、スリムやまげんファンドへも月5万円積立は継続します。
まあ、現状維持ですね。
もう10年以上やっているので世界時価総額比投資は私にあっていると考えています。
スリムオール・カントリーも10年以上先に私に大きなリターンをもたらしてくれるものと期待しています。
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