2019年1月12日土曜日

セイコーは流通量を限定したらどうか。


 ロレックスのスポーツモデルを正規店で入手することは極めて困難です。

 私がサブマリーナー114060を正規店で見たのはアブダビの空港の店だけです。

 本国スイスの店舗にもありませんでした。

 これは、ロレックスが流通数を限定しているためだと思われます。

 そしてこのため並行輸入店でのスポロレの価格は高騰しています。

 また、中古品でもロレックスの場合はかなりの価格が付きます。

 ロレックスのマーケティングはこのように非常に優れています。

 これに対してセイコーの腕時計は、限定版以外は入手は容易です。

 そのため、希少価値を感じることはありません。

 消費者に渇望感を与えることができていないのです。

 したがって、セイコーの腕時計のモデルで熱狂的な人気を集めて入手が困難なものはありません。

 グランドセイコーの価値をあげようとしたり、マスターショップ、コアショップ限定モデルもありますが、その人気はロレックスに遠く及びません。

 そこで、ブランド価値向上のため、セイコーも流通量を制限してみたらどうでしょうか。

 具体的には、グランドセイコーの製造量を少なくしてしまうのです。

 そうすれば、消費者に渇望感が広がり、(グランド)セイコーの腕時計の価値が上がるのではないでしょうか。

 セイコーさん、ぜひ御一考を。

0 件のコメント:

コメントを投稿

注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。