2019年1月18日金曜日

グランドセイコーに足りないもの


 グランドセイコーは日本が誇る素晴らしい製品だと思います。

 メカニカル、クォーツそしてセイコーしか作れないスプリングドライブ。

 どれをとっても世界最高品質です。

 最近、デザインもそれほど悪くないと思うようになりました。

 我がグランドセイコークォーツSBGX095を見ても、非常に美しく本当にいい腕時計だと思います。

 セイコーではなくスイスメーカーの製品だとしたらもっと高価格で売っているのではないでしょうか。

 そう、グランドセイコーに足りないのはマーケティング力です。

 マスターショップ等の限定モデルがあったり、ロゴを換えてブランド価値を高めようと努力していますが、根本的に変える必要があるものがあります。

 それは流通量です。

 マスターショップ限定モデルや和光限定モデルとは言っても、今のところそこに行けば定価で必ず買うことができます。

 グランドセイコーの人気以上に供給しているわけです。

 これをもう少し数を絞ってみたらどうでしょうか。

 買いたくても変えないという状況を作るのです。

 そうすれば今よりもずっと人気が出るでしょうし、中古品の価格もあまり下がらなくなると思います。

 それが消費者にとっていいことかどうかはわかりませんが、セイコーにとってはいいことではないでしょうか。

 セイコーも少しロレックスを見習ってみたらどうでしょう。

 日本人として、今以上にグランドセイコーのブランド価値が上がることを願っています。

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