『アマゾンの倉庫で絶望し、ウーバーの車で発狂した』という書籍を読んでいます。
その中で、著者が介護ヘルパーの仕事を経験しているときの記述に、ゼロ時間契約というものが出てきました。
使用者は労働者を必要な時のみ賃金を払って使えるという驚くべき労働契約です。
アメリカやこの書籍の舞台の英国のサービス業で採用されているものです。
文句を言う人には労働をさせなければ解雇と同様の効果が生じます。
そして、英国においては、東欧から来た文句を言わずに働く人が労働者としてたくさんいるというのです。
こうしたことが英国のEU離脱の背景にあるのかもしれません。
EU離脱をしたら変わるんでしょうか?
介護に関しては、英国ではサービスを受ける側も政府の支出カットで大変厳しい状況にあります。
読んでいて他人事とは思えませんでしたね。
日本の方が英国よりも財政的には厳しいのですから、同様の状況になることはほぼ間違いないでしょう。
今は表面化してはいませんが、このままで済むとは到底思えません。
いつまでも元気でいられればいいですが、なかなかそうはいきません。
英国では子供がいても事実上見捨てられている状況が多いようです。
日本はどうでしょうか?
いずれにしても、独身の私としては頼れる人はいません。
金と自分だけが頼りです。
問題は、金があれば大丈夫かということです。
東南アジアから働きに来てくれる人がいればいいですが、日本が落ち目なのは傍目にも明らかですからね。
そうは言っても、移民に行くわけにもいかず、この国で何とかしのいでいくほかはありません。
国民もなんでも政府に頼るのはやめるべきですね。
また、そうした国民を背景にした野党の無責任な姿勢も大問題です。
今から心配してもしょうがないですが、20~30年後の日本は大変なことになっているでしょう。
そうした中で何とか自分で生きていくしかありません。
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