別途記事にしたとおり連休を利用してドイツ(ミュンヘン)旅行に行ってきました。
そこで、ちょっと驚いたことがあります。
ドイツの地下鉄はUバーン、郊外電車はSバーンというんですが、どちらの駅にも駅員の姿が全く見当たらないんです。
ホテルはミュンヘン郊外のムーンフェルトというUバーンの駅から10分弱のところでした。
このムーンフェルトには駅員はおらず、事務室もありませんでした。
ミュンヘン中央駅にはさすがにどこかに事務室はあるんでしょうが、駅員の姿は一度も見ませんでした。
日本の場合、都内であっても朝晩は駅員がいない駅もありますが、通常はいますよね。
駅員がいないと何かあった場合(急病人の発生、乗客同士のけんかなど)心配ですが、自己責任なのかもしれません。
体調が悪ければ出勤しない、急に悪くなった場合は自分で或いは周囲の人に救急車を呼んでもらう。
けんかはしない、或いは周囲の人が警察を呼ぶ。
考えてみれば鉄道会社の責任じゃないですよね。
ここで思い出したんですが、ノイシュバンシュタイン城へ行くときにフュッセン駅を利用しましたが、ここでも駅員は見ませんでした。
日本ではあり得ません。
2月に行ったスペインでも地下鉄や郊外に行った駅でも駅員を見かけました。
なので、ヨーロッパに特有ということでもなさそうです。
思い出せば、14年前にベルリンとポツダムに行った際に利用したベルリン地下街のカフェでも、日本なら3人は店員がいるであろうところを1人でやっていました。
ドイツは日本と比べて労働生産性が高いんですね。
しかし、日本で同じようなことをするのは難しそうです。
最近、JR東日本は各駅のみどりの窓口を廃止していて少し不便ですがこんなレベルではありません。
そういえば、何のためかはわかりませんが、ミュンヘン中央駅ではドイツ国鉄の窓口に長蛇の列ができていました。
窓口が少ないので集中してしまうのかもしれません。
企業の生産性を上げるためには客もある程度の不便は我慢する必要があるのかもしれません。
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