2018年12月7日金曜日

息子を殺せるくらいでないと天下は取れない。


 BS日テレで放送されている「オスマン帝国外伝」を見ています。

 ドラマで出てくるかはわかりませんが、将来スレイマン大帝は長男のムスタファを謀殺します。

 裏には、ヒュッレム妃と娘及びその夫の大宰相の暗躍があったようです。

 ムスタファ殺害後は、ムスタファの子(つまりスレイマンの孫)や側近まで殺害します。

 何ともすさまじいですね。

 こんなことは日本ではないだろうと思うとそれは間違いです。

 武田信玄は、今川家に対する方針の違いから、長男の義信を切腹させています。

 徳川家康は、織田家及び武田家に対する方針の違いから、長男の信康を切腹させています。

 これらは私が知っているもので、他にも同様なことはたくさんあったのでしょう。

 権力者は、自分の地位を脅かすような者は、実の息子であっても許さないということです。

 恐ろしいです。

 しかし、そのくらい非情になれる人間でないと天下を取ったり維持したりすることはできないんでしょうね。

 「オスマン帝国外伝」を見てこんなことを考えました。

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