全世界の上場株式に時価総額比で投資すると、必然的にシナの企業にも投資することになります。
現在のところ、3%くらいです。
共産党はシナの企業に強い統制をしています。
実質的にシナの企業は共産党の意志に反することはできないでしょう。
株主よりも中国共産党の意志を重視するということです。
このようなシナの企業は発展しない可能性があります。
インデックス投資家として、私はこのような企業には投資したくありません。
しかし、このような場合は、怪我は小さくて済みます。
シナの企業は国内市場が大きいですし、最近では海外にも進出しています。
企業自身の努力と共産党の支援によってシナの企業が発展する可能性もあります。
世界株の中で30~40%くらいを占めることもあるかもしれません。
本当の問題はこうした場合です。
シナの企業の発展によって、他の自由経済の国の企業の収益が圧迫されてしまいます。
そして、大きくなってもシナの企業には共産党の統制が効いていますから、株主の利益追求を第一にすることができません。
例えば、不況になって人員削減を行う必要があっても、社会不安を恐れる共産党の意志によってそうしたことができない可能性が大きいです(自由主義ですが、日本はこうした状況に陥っています)。
時代遅れになった部門を廃止しようとしても、人員削減による社会不安を恐れる共産党によって行動を阻まれることもあるでしょう。
このようにシナの企業には共産党の目が行き届いていて、株主の利益を最大化することができないのです。
私はこのような国家の企業には投資したくありません。
シナの企業は発展しようがしまいが投資すべきではないと考えます。
しかし、インデックス投資家として世界株に時価総額比で投資する場合は、どうしてもシナの企業に投資しなくてはなりません。
その場、以上のようなことは覚悟しておく必要があります。
かくして、シナが民主化して、民主的方法によって選ばれた議会が制定した法による統治が行われるまでは、中国共産党はインデックス投資家の敵となります。
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