当然のことなんですが、再認識させられました。
先日、オスマン帝国外伝第2シーズンを見ていました。
母后に40年仕える女官長ダイェが、老後の安心のための牧場をもらう代わりに、母后を裏切ってヒュッレム妃のために行動する場面がありました。
裏切りなんですが、考えてみればまあ当然のことですよね。
ダイェさんは母后の死後、後宮から出ることになるでしょう。
そして、その後も命ある限り生きていかなければなりません。
物乞いはしたくないでしょうから、当然、財産が欲しいですよね。
ヒュッレム妃はそこに付け込んだわけです。
逆に言うと、ロシアの司祭の娘で下々の事情に通じているヒュッレム妃に対して、クリム汗国の姫であった母后は高貴な身の上の出身であるためそこまで思い至らないわけです。
ダイェを責めるわけにはいきません。
そんなことで、誰もが自分が一番大事と思うのが当たり前ということを再認識させられました。
例外は、相手が立派な人であるか、洗脳されたような時くらいでしょうね。
少し寂しいですが、自分もそうですから受け入れるしかありませんね。
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