GW前半に一泊二日で滋賀県へ行ってきました。
行ったのは、小谷城跡と賤ケ岳古戦場です。
初日、小谷城跡には、河毛駅からレンタサイクルで向かいます。
まず、小谷城戦国歴史資料館へ行きました。
300円の入館料です。
ここは行く価値が全くないですね。
見るべきものが何もありません。
これだけ空虚な施設も珍しいです。
登山の方は、資料館脇の追手道から入って本丸跡、京極丸跡、山王丸跡を経て大嶽城跡まで登りました。
本丸跡まではガイドツアーもあってそこそこ人がいますが、その先はほとんど人がいませんでした。
クマ出没の看板が少し恐怖をそそります。
帰りは、六坊跡から清水道を利用して下山しました。
平地に下ってからはお市の方が暮らした館跡などを通って資料館脇に出ます。
小谷城はなかなか嶮しい城だったはずです。
具足をつけ刀や槍を持ってこの急坂を登り戦ったのですから、攻撃側はかなり大変だったでしょう。
織田軍の士気の高さがうかがわれます。
2日目は賤ケ岳古戦場です。
余呉駅から歩いていきました。
岩崎山砦を経て大岩山砦へ。
ここにあった中川清秀の墓の正面に行った時、突然雨が強くなりました。
しかし、墓前で手を合わせると、雨は急に元通りになりました。
因みに、賤ケ岳古戦場跡は心霊スポットのようです。
続いて賤ケ岳へ。
ここに大きな「クマに注意」の看板。
昨日の小谷城跡と違ってここにはクマはいないものと思い込んでいたのでかなり怖いです。
因みにこの時点で、誰にも行き会っていません。
有史以来、亡霊に殺された人は一人もいませんが、クマはそれとは違う現実の脅威です。
かなり怖かったです。
そこからは手を打ちながら進みました。
賤ケ岳を下るとクマよけの鈴の音が聞こえます。
この日の登山で唯一あった人(夫婦)です。
やはり山城跡歩きにはクマよけの鈴は必需品ですね。
翌日モンベルで購入しました。
それから、賤ケ岳の戦いで一番の激戦だった飯ノ浦切り通しをとおって余呉湖畔へ。
ここは、賤ケ岳の七本槍が活躍した場所です。
しかし、亡霊よりもクマが怖かったです。
余呉湖畔に出ると、廃屋になった国民宿舎跡がありました。
釣り人がそこそこいます。
再び余呉駅へ戻って米原経由で帰宅しました。
小谷城跡は長年行きたかったところです。
実際に行けて現地の様子がわかってよかったです。
また、雨の中歩いた賤ケ岳古戦場も当時の面影を感じることができました。
短いですが有意義な旅行でした。
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